☆ 全国お好み焼き店の件数ランキング ☆

  全国のお好み焼き店軒数第一位は、大阪府。第二位は兵庫県、三位に広島県
  
続いて愛知県、東京都、京都府、福岡県の順です。ただし、人口一人当たりの
  お好み焼き店の軒数では、
我が広島県が一位に輝いています。意外なのが
  愛知県の第四位。お好み焼き店の軒数的にも三位の広島県にかなり迫って
  います。東海圏の愛知にもこれほどお好み焼き店があったなんて驚きです。
  逆に軒数の一番少ない県は秋田県で県内に20軒弱のお好み焼き店しか
  ありません。続いて岩手県、沖縄県、山形県、青森県、新潟県の順で北日本では
  お好み焼きはほとんど人気が無いことが分かります。

 ☆ 北日本でお好み焼きが人気が無い理由 ☆

  
なぜ北日本にはお好み焼き店が少ないのだろうか?原因としてまずソース
  に対してなじみが薄い事が考えられます。ソース会社125社が加盟する日本
  ソース工業会には、栃木県から北の会社は一社もありません。地場にソース会社
  が無いことで、子供の頃に嗅いだあのソースの焦げるなんとも言えない食欲を
  そそる香り、どうしても食べたくなる気持ちが育たなかったのだろうか?
  また、食習慣の違いから、ソースに馴染みにくい世代が多いようです。北日本では
  辛いものを好む傾向が強い。ソースは醤油に比べて甘く、北日本地域にあわせて
  辛めに作られたソースでもまだ甘いと感じるためです。ソースで食べる習慣が
  昔から無い為、お好み焼きを食べる機会も少ないのだろう。

 ☆ プロは季節によって焼き方が違う ☆

  プロは季節に応じて、一年中、味のレベルを保つように心掛けています。
  野菜や卵の水分量は、季節ごとに違います。例えば、キャベツに水分が多い
  時期は、水や卵の量を調節して生地の固さを保ちます。焼きそばなら、キャベツ
  を先に焼いて水気を飛ばし、新キャベツの季節なら、香りを活かすため、終わりの
  方で焼きます。美味しさのためにプロみなさんは色々努力されています。

 ☆ お好み焼きソースの誕生は・・ ☆
 
  
今やソースは日本を代表する調味料である。本格的なお好みソースは、お好み焼き店と
  ソース会社が協力して作り上げたのが始まりだそうです。
  戦後の食糧事情の悪かった頃、中国引き揚げ者に教わった、あんかけ調味料が原型。
  ウスターソースに醤油、砂糖、だしを混ぜ、とろみに片栗粉を使ったそうだ。

 ☆ 紅生姜を使う理由 ☆

  確かに紅生姜のきれいな赤い色は食欲をそそります、お好み焼きの中の色どりで
  使われていると思いがちですが、実はもっと大切な役割を担っています。
  脱臭効果があるのです、肉類や魚介類を具にしますが、動物性タンパク質の持つ
  臭みに生姜はとても効果的だそうです。美味しそうな匂いはそのままに、苦手な
  臭みは生姜が脱臭します。

 ☆ ソースの地域性を探る ☆

  
日本には何と240社近いソース会社があると言われています。しかも地域によって
  味に違いがあります。東京は辛口。関西はスパイシー。広島は濃厚で酸度が低い。
  名古屋周辺はウスターソースでも辛口が好まれます。九州は甘くトロッとしている。
  和風と洋風の違いはあれ、醤油と同じ地域差が現れるという点が非常に興味深い。 

 

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広島風お好み焼き・通・の食べ方 上手なコテの使い方
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